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最近街で気になるものといえば… 「無人販売所」です。
―農家がJAに出せない規格外の新鮮な野菜をお手頃価格で提供する―
というのが「無人販売所」だと思っているのですが、みなさんも街で様々なスタイルの無人販売所
を見ると色々感じるコトがありませんか?「野菜の値段って?」「農家の思惑は?」・「社会倫理の低下」・「消費者の購買欲をかきたてるには?」などなど。
このシリーズでは(勝手にシリーズ化決定!)私の感じたことを、写真と一緒に紹介します。
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これは静岡市内・東名高速の高架下にある無人販売所です。
毎日の通勤路にあるので毎朝ちょっと気に掛けているのですが、なかなか良い無人販売所です。
何が良いのでしょうか?
㊧まず、パッと見て目に付くのは、キレイに整理されて陳列されていること。ベニヤでの造りは本当に簡単なものですが、並べ方だけでキレイに見えるもんだなとちょっと感心しています。
また、毎朝軽トラックに乗った農家のおばさんが野菜を置きに来ているのを見ているので、新鮮なイメージがあるのかもしれませんが、個包装されている点も好印象を与えます。
㊨脇には「探し猫情報」が貼ってあり、この地域とのつながりが窺えます。その下には「おつりあります」という文字。この無人販売所の「裏のお宅に声を掛けてください」というひと言が親切でもあります。その一方で、お金を払わずに持っていってしまおうという気持ちを削ぐのかもしれませんね。
さらに、野菜それぞれに名前はもちろんですが食べ方や(調理方法)が思い浮かぶようにアドバイスが添えられています。野菜の種類自体も「万願寺ししとう」「モロヘイヤ」「パプリカ」といった、ちょっと面白いものが多いようです。値段もすべて100円。個包装の手間も考えると、お得に感じます。
「無人販売所」は、いかに購買意欲をかきたてるかということも大切ですよね。
私はあまりスーパーには行く機会は無いのですが、スーパーよりも高い値段のものがあるのかもしれませんので、いかに安くて儲かるものを見栄え良く見せるかということは大切です。
《100円ショップのように、実質的には
100円でお買い得なものと、実は
100円では高いものがあるのかもしれません》
また、売れない上にお金を払わずに持っていかれたら大赤字になりかねませんよね。
それを補い予防するような、陳列や良心に訴える工夫が㊤の「無人販売所」にはあるような気がします。
次回は、残念なことに今にも自主廃業しそうな「無人販売所」を紹介します。
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9月30(土)・10月1(日) 静岡市・Oさんのお宅です。
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