鎌倉で暮らす生命保険コンサルタントのBlog.



カテゴリ:オススメの本・映画( 46 )


「ヴィヨンの妻」

太宰治原作の「ヴィヨンの妻」という短編を原作として、様々な太宰作品のエッセンスを取り込んで構成したという作品です。
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この時代・太宰文学特有の世界観が好きで、学生の頃はよく読んでいました。

当時は「そのちょっとアングラな感じへの憧れ」という程度でしたが、この映画を観る前に原作となった小説を読み返してみると、その愛情表現の深さ・細やかさにビックリしました。自分自身がそれだけの経験を重ねたという実感はありませんが(笑)、それだけ年齢は重ねたということでしょうか。

キャストも浅野忠信さん・広末涼子さんという私の好きな役者さんたちが適材適所といった配役でしたし、個人的に今まで世間での評価ほどは「???」とすら思っていた松たか子さんの演技や存在感が素晴らしく輝いて見えました!

また、建物内部や街のセット・衣装も太宰治の世界観を十二分に表現されていて、とても素晴らしいと感じました。
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by plavi_758 | 2009-10-23 23:24 | オススメの本・映画

「お と な り」

今年の春先から絶対に観なければ!と思っていたこの「おと な り」なのですが、横浜での上映期間には時間がつくれなくて観られませんでした。しかし、先日 思いがけず静岡で偶然ポッカリと空いた時間に念願かなって観ることができました。(静岡市内のサールナートホールで9/25まで上映中!)
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麻生久美子さんは以前から大好きな俳優さん。岡田准一さんも『それはひがみだよ(笑)』と言われながらもジャニーズタレントが苦手な私にとって、数少ない好きな俳優。

私の中では、このふたりが主演というだけでも観る価値がある作品です。

物語りのあらすじは…

「人気モデルの撮影に忙しい日々を送りながらも、風景写真を撮りたいという思いを抱えるカメラマンの聡(岡田准一)。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒(麻生久美子)。同じアパートの隣同士に暮らす、30歳、恋人なしの二人は、顔を合わせたことは一度もない。口ずさむ「風をあつめて」のメロディー、フランス語、コーヒー豆を挽く音――。いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。

…と、いうもの。

恋愛映画ではあるのかもしれませんが、ふたりが付き合うまでの過程を「おと」をキーに、丁寧に描いてある様子が最高でした!そして、ようやくふたりが出会うラストシーンは思わず微笑んでしまいました。
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この映画を観終わって、実家の裏のたんぼ一面にコスモスの咲く故郷の風景や、休耕田に咲くれんげ草で王冠をつくって遊んだ淡い初恋の頃を思い出したりして、久しぶりにココロの深いところに養分が届いてきました。

また、作品の中で何度も岡田さんがアパートでコーヒー豆を挽くシーンや、喫茶店でコーヒーを飲むシーンがあり、スクリーンを通していい匂いが脳裏に漂ってこびりついてしまいました。そこで、見終わってからさっそく美味しいコーヒーを求めて静岡の街へ出ましたが、いい喫茶店など知らないことに気付いて、結局スタバへ(笑)


ちなみに、作中でふたりが隣同士の部屋に住んでいるアパート、何処か見覚えがある懐かしい感じだな…と思っていたのですが、やっぱりというか、外観は私自身も泊まったことのある鎌倉の「ホテルニューカマクラ」でした(笑)
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by plavi_758 | 2009-09-16 03:33 | オススメの本・映画

「東京人」

今号の「東京人」は久世光彦さん、向田邦子さんの特集。
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このお二人が組んだ作品は数多くありますが、私自身は子供ながらにTBS「向田邦子新春スペシャル」のドラマシリーズが好きでいつも観ていました。

そこから、向田邦子さんの小説を読み漁ったりしましたが、当時はまだその女性の微妙な心理描写のニュアンス(強さ・怖さ・優しさetc)は解らずじまい。

ただ、

そのドラマの中で、昭和の終戦を挟んだ時期に女性たちがお正月を迎える様子が多く描かれていたのですが、出演者の中でも田中裕子さんの着物姿に憧れがあったのか、母親に「絶対にいつも着物を着ている女の人を奥さんにする!」と言っていたらしいのです(笑)


… この時代、いまだそのような女性には出逢えていませんが(笑)
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by plavi_758 | 2009-08-25 23:49 | オススメの本・映画

「伊礼智の住宅設計作法」 伊礼智

住宅営業マンの頃から大好きな建築家・伊礼智さんの本が出版されたのでさっそく買いました。

帯には「住宅設計の教科書」と書かれているものの、伊礼さんの考え方が解りやすく書かれていて、豊富な実例写真とともに家づくりを考えている人達も充分に楽しめるものだと思います。
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2冊買って、1冊は自分用。数年後には自分自身の家づくりをしたいと考えているので、ニヤニヤ眺めながら夢を膨らませます(笑)

もう1冊は、家づくりを手伝っている友人夫婦の為に。

手伝っているといっても、友人夫婦と私の「好きな家」の趣味・志向が似通っていることを幸い、押しかけ指南して私自身も楽しませてもらっているようなものですが(笑)
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by plavi_758 | 2009-08-20 00:05 | オススメの本・映画

「60歳のラブレター」

先日、映画「60歳のラブレター」を観てきました。

以下、公式HPより引用

長年連れ添った夫婦が、口に出しては言えない互いへの感謝の言葉を1枚のはがきに綴る応募企画「60歳のラブレター」。2000年から毎年募集され、日本中から約8万通を超えるはがきが寄せられ大きな反響と共感を得ている人気企画に着想を得て、本作は製作されました。中村雅俊、原田美枝子、井上順、戸田恵子、イッセー尾形、綾戸智恵といった豪華キャストが、個性的な3組の夫婦を熱演。歳を重ねてこそ感じる迷いや焦り、喜びや幸せ、そしてかけがえのない大切な人との絆を丹念に演じます。パートナーとどう人生を歩んでいくか、何より<わたし>はどう生きるのか。これからの人生をよりよく、美しく輝いて生きていこうとするすべての人たちに、勇気と希望を与えてくれる感動作です。
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大手建設会社の定年退職を目前に控え、第二の人生をはじめようとする孝平と、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろは、離婚を決意。お互いが別々の道を歩み始めたとき、新婚当初ちひろが30年後の孝平に宛てて書いた手紙が、時を経て届けられる──。
5年前、愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫は、医療小説の監修を求められ、翻訳家として第一線で活躍する麗子と出会う。新しい恋に臆病だった2人に勇気をくれたのは、思いがけない人からの英文ラブレター。
青春時代にビートルズを謳歌し、今は魚屋を営む正彦と光江。口げんかは絶えずとも、友達のような2人に訪れた悲しい出来事。手術にのぞんだ光江が眠る病室には正彦が弾き語るギターの音色が響く。それは2人の思い出の曲──。


平日と言うこともあってか、映画館の中には私の他には50~70代のご夫婦や年輩の女性同士しかいませんでした。

でも、20~30代の若い世代でも面白く、共感でき、泣ける映画だと思います。

もちろん「私(奥さん)を大事にしていない」という不満のある方は、ご主人を引っ張っていってご夫婦で観られるとより良いと思いますが(笑)

エンドロールが終わり、館内が明るくなった時に後ろから「私もお父さん(旦那さん)にラブレター書こうかしら」という女性の声が聞こえてきました(笑)
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by plavi_758 | 2009-05-22 07:35 | オススメの本・映画

「おくりびと」

先日、遅ればせながら「おくりびと」を観てきました。
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いつも誉めそやされている映画に背を向けがちな天邪鬼の私は、「第81回米国アカデミー賞外国語映画賞部門」を獲得したとのニュースが世間で飛び交っても、なかなか重い腰を上げられませんでした。

しかし、先日、ポッカリ空いた時間に偶然スパッと上映時間が重なり、ようやく観る機会を得られました。

実は、役者さんも個人的に好みの方ばかり。
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子供の頃、自身の名前からシブがき隊では「フックン」に親しみをおぼえていた私も、役者としては断然「モックン」が好きです。また、歳を重ねるごとに良い役者さんになってきたと思える広末涼子さんもさらに好きになりました。さらに、山崎努さんは高校生の頃に黒澤明監督の「天国と地獄」での演技で一気にその魅力に引き込まれて以来のファンです。

その内容は… (公式HPより引用)

遺体を棺に納める"納棺師"。一見地味で触れ難いイメージの職業をテーマにしながらも、ユーモアを絶妙に散りばめて、愛すること生きることを紡ぎだす異色の感動作が誕生しました。ひょんなことから"納棺師"になった主人公が、さまざまな死に向き合うことで、そこに息づく愛の姿を見つめていきます。

メガホンをとるのは『木村家の人々』『僕らはみんな生きている』でユーモアを、『バッテリー』『壬生義士伝』で感動を届けてくれた、日本映画を代表する監督・滝田洋二郎。脚本には小山薫堂。人気TV番組「料理の鉄人」などの構成作家として活躍し、脚本を手がけたTVドラマ「東京ワンダーホテル」が大きな反響を捲き起こした彼の、初の映画脚本作品としても注目を集めています。そして主人公の心そのままに、時に激しく、時にやさしく、チェロの音色で織りなす感動的な音楽を手がけるのは、名匠・久石譲。また、物語の舞台は山形県庄内平野。名峰・月山を背景に、美しい自然を四季の移ろいとともに叙情的に描き出しています。

人生に迷いながらも成長していく新人納棺師・大悟を演じるのは本木雅弘。現代に生きる日本人の等身大の姿をコミカルかつ繊細に演じ切ります。大悟の妻・美香を演じるのは広末涼子。夫の仕事に嫌悪感を抱きながらも、やがて彼を理解し尊敬していく妻を、透明感あふれる自然体の演技で魅せてくれます。そしてベテラン納棺師・佐々木を演じるのは、飄々とした風貌と深みのある演技で圧倒的な存在感を放つ山﨑努。さらに『ホテル・ハイビスカス』の余貴美子、『佐賀のがばいばぁちゃん』の吉行和子、『武士の一分』の笹野高史など、多彩な演技派俳優が勢ぞろいし、名実ともに実力派キャストの競演が実現しました。

人は誰でもいつか、おくりびと、おくられびと――。
あなたは大切な人を、どう“おくり”ますか? そしてどう“おくられたい”ですか?
すべての人に普遍的なテーマを通して、夫婦の愛、わが子への無償の愛、父や母、肉親への想い、友情や仕事への矜持などを描き出す本作が、観るものに笑いと涙、そして大きな感動を、必ずや与えてくれることでしょう。
今秋――
ユーモアと感動が融和した異色作、納棺師の物語が私たちに、さまざまな愛を届けてくれます!



脚本も映像もとても丁寧につくられている映画だという印象を強く持ちました。
主人公夫婦の暮らす街の景色や舞台となった建物も、役者さんたちの抑え気味の演技もとても良い感じです。

ただ、映画館でワー、キャー、ガハハと、とてもリアクションの良い年輩のグループがいらっしゃって、あまり落ち着いて観ていられる状況ではなかったので(笑)、もう一度じっくりと落ち着いて観たい映画です。
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by plavi_758 | 2009-04-27 01:20 | オススメの本・映画

「少年メリケンサック」

昨日、土曜日にお伺いしたお宅で、邦画好きの奥さんからお勧めしていただいた「少年メリケンサック」を観てきました。

「クドカン」こと宮藤官九郎さんの脚本・監督作品であり、NHK大河ドラマ「篤姫」での主演で知られる宮崎あおいさん主演という話題作です。
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(パンフレットより転載)
レコード会社OL・かんな(宮崎あおい)が、動画サイトで見つけた≪少年メリケンサック≫のライブ映像。そこには凶悪な絶叫パフォーマンスのイケメンが!!契約を取るために会いに向かうと、そこにはなぜか酔い潰れた50過ぎのオッサンが!!「これ誰っ!?」・・・かんなが見つけた映像はなんと25年前の物だったのだ・・・。
かんなの驚愕をよそに、≪少年メリケンサック≫の人気はネット上で大爆発!サイトはパンク寸前!全国のライブツアーが次々と決まっていく・・・、このまま出たら暴動必至。
果たして、かんなと≪少年メリケンサック≫の運命は!????
全国ライブツアーは成功するのか???


クドカン独特のハイスピードで濃密な世界観にどっぷりと浸り、宮崎あおいさんのぶっ飛んだ演技と、佐藤浩市さん、田口トモロヲさんのシブくて格好いい演技とその存在感に唸り、そして、館内に鳴り響くハードロックの音響に圧倒されました・・・

また、佐藤浩市さんのお腹の弛みがリアルな中年っぷりを強調して共感好感がもてました(笑)

転職をしてから気持ちの余裕がなく、2月以降 初めて映画を観ましたが、忙しい中でも上手くこのような時間をつくることも大切だということを思いださせていただきました。
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by plavi_758 | 2009-03-16 01:00 | オススメの本・映画

「忍びの国」 和田竜

著者の「のぼうの城」につづく「歴史エンターテインメント小説」第2弾です。
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人間離れした技ばかりが、忍びの術ではない。親兄弟すら欺き、ひたすら出し抜くこと。でなければ、生き残れぬ。戦国大名不在の国、伊賀国に織田軍一万余が攻め込んだ。「その腕、絶人の域」と言われる忍びの無門は想い女のお国を連れて敵前逃亡をはかるが……。歴史時代小説の枠を超えた面白さと圧倒的な感動に包まれる傑作長篇。

得体の知れない怪物として描かれることも多い「忍者」。筆者は、そのひとりひとりにとても魅力的で個性的なキャラクター、その背景を与えています。それらのいきいきとした登場人物には、池波正太郎の忍者を題材にした小説と似通った印象を受けました。でも、物語全体の深さという点では、こちらの方が浅いのは否めません。

いろいろな書評では、あまり評価が高くはないようですが、個人的には「のぼうの城」よりもこちらの方が楽しく読めました。
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by plavi_758 | 2009-01-22 23:45 | オススメの本・映画

「のぼうの城」 和田竜

今年の「本屋大賞」にノミネートされた10冊のうちの1冊です。
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読んでからしばらく経っていましたので、読み直してみました。

時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が北条氏討伐で、唯一落とせない城があった。武州・忍城(おしじょう)。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった。尊敬はできないけれど、なぜか放ってはおけない「のぼう様」の魅力に、自ら進んで城とともに戦おうとする領民たち。次第にその「力」に気付き、その指揮下に入って大軍を相手に奮戦する武将たち。彼らが籠もるこの城は、十倍を超える敵を相手に一月以上も籠城を重ね、ついに落ちなかった。

この「のぼうの城」は、いわゆる時代小説だろうと思いますが、「時代エンターテインメント小説」とでも言うべき1冊で、難しいことを考えなくても一気に読み切ることができるので、「歴史モノ」の苦手な方でも面白く読めると思います。

・・・ので、「時代考証が云々」「こんな言動は現実的ではない!!」「心理描写が足りない!!」などと、良くも悪くも「歴史オタク」の方にはお勧めできないかも知れません(笑)

ところで、みなさんは「歴史小説」と「時代小説」の違いをご存知でしょうか?

歴史小説とは・・・ 主要な登場人物は、歴史上実在した人物で、主要な部分はほぼ史実の通りに進められる。著者がその主人公の生き方や思想に感動したことによって物語が生まれ、主人公の行動あるいは言動に、著者が訴えたいモチーフが込められており、純文学的な趣が強い。

時代小説とは・・・ 「銭形平次」のような架空の人物を登場させるか、実在の人物を使っても、史実と違った展開をする。史実や著者の訴えよりも、おもしろさ、いわゆるエンターテインメント性を重要視したもの。

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by plavi_758 | 2009-01-21 23:30 | オススメの本・映画

「休暇」

この映画は小林薫さん観たさに映画館に出掛けました。
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原作はノンフィクション作家・吉村昭さんの同名短編小説。

たかが「休暇」のために人の命を奪う行為に加担するのか―

半年前の母親の死によって有給休暇を使い果たしてしまい、新婚旅行をあきらめていた拘置所のベテラン刑務官(小林薫)。日々を無為に過ごしてきた彼が、40歳にしてシングルマザーの美香(大塚寧々)と結婚することになった。なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないまま挙式を目前に控えたある日、次第に心を通い合わせつつあった死刑囚・金田(西島英俊)の死刑執行の命令が下る。
執行の際、『支え役』(2階の床が落ちることで首を吊る死刑囚の落ちてくる体を1階で支える役)を務めれば1週間の特別休暇を与えられると知り、新しい家族との新婚旅行に出掛けるために、同僚の三島(大杉漣)らの戸惑いもよそに誰もが嫌悪する支え役に自ら名乗り出る…

 
未来の希望を奪われて「その日」を待つ死刑囚と、死刑囚の精神的ケアをしながらもその命を奪う仕事に携わる刑務官たちの抱えるストレス、執行までの逡巡、一方で不意に訪れたささやかな幸せを大切にしたいという思い… 淡々とした日常の両極端なエピソードを紡ぎながら、「死刑」という大きなテーマを観客に訴えかけるとても良い作品でした。


キャストは小林薫さんの他に、西島英俊さん・大杉漣さん・大塚寧々さんと芸達者ばかり。
そのなかでも西島英俊さんの死刑囚役が出色でした。

ちなみに、私が観た日は上映最終日の最終上映で、上映5分前に静岡市内の映画館に到着。
滑り込んできた たったひとりの観客を見てがっかりした様子のスタッフの方には申し訳ないながらも、贅沢な「貸切り上映会」となりました(笑)

「休暇」HP
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by plavi_758 | 2009-01-17 11:20 | オススメの本・映画


鎌倉で楽しく暮らす独立系 生命保険・損害保険コンサルタント。住宅業界8年、保険業界4年目の36歳。鎌倉青年会議所活動、鎌倉での食べ歩きetc を綴ります。ご連絡は plavi_fumiki@gmail.com まで!
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