この4年間、我が家のダイニングにはこの椅子があります。
ハンス・ウェグナーの
Yチェアー。
日本で一番ポピュラーで
日本で一番売れている
北欧の椅子といわれています。
4年間、座っているうちに次第に木の風合いも変わってきました。
いつも立ち上がるときに握る部分は手垢でこんな色になりました。
色艶が良くなり、
「自分色」に染まってくると
ようやく「自分のもの」になったような気がします。
このような家具も
「木の家」も同じです。
住んでいくうちに家族に馴染み、家族と同化して、
「家族色」に染まってくると愛着が沸々と涌いてきます。