昨年末にお引渡しをさせていただいたTさん。
先日、
庭木を選びをご一緒したのですが、先週末から庭づくりをさせていただきました。
週が明けて月曜日。夕方の様子。
大谷石のアプローチの両側に
トリカラー、ヒメシャラ、エゴノキ、
ヤマモミジの中高木が並び、
これからの季節は葉が茂り、
雑木のアーケードの中を
くぐって玄関へ行くイメージ。
また、それらの中高木の
足元にはツツジ、サツキ、
トサミズキなどが
彩りを添えてくれます。
庭の広さや目的に応じて選ぶ樹種も変わります。
写真・右下は大谷石(土蔵を崩した時に取っておいた年代物です)を使った土留め。
シマトネリコなどの中高木も、ナンテンやユキヤナギなどの低木も植えてあります。
玄関前のヤマモミジ。
枝からはたくさんの
芽が出ていて
これから新緑の季節が
やってくることを
期待させてくれます。
ヤマモミジの芽(写真・左下) ヤマボウシの芽(写真・右下)
ユキヤナギの花はもうすぐ終わり(写真・左下) おそらく…トサミズキ(写真・右下)
シマトネリコの葉が
風に揺れていました。
とても優しい感じの葉です。
Tさんのお宅では
シマトネリコは
常緑樹なので
道路からの目隠しに
2本植えました。
私がよく雑木の庭づくりをオススメするのは、雑木は剪定の手間があまりかからないこと。
(枝が伸びれば伸びたなりに良く見えます)、四季の移り変わりが感じられること。
私自身が雑木が好きなこと。(コレは個人の趣味なので押し付けることは出来ませんが…)
私は最初から100%の庭をつくることをオススメしません。
3年・5年・10年と住むにつれて、木の家が家族に馴染んでくるように、
庭もその敷地や周辺の環境に馴染んでくることを目指しているからです。
(造園工事のコストを抑えることにもなりますよ)
また、家族で庭いじりを楽しんでいるうちに、庭木にも愛着が涌いてきます。
今回のTさんの庭づくりはこれで終了。
Tさんのお宅の庭がこれからどのように変化していくのかとても楽しみです。