ひきつづき
①家づくりのパートナー選び(半年) についてですが、
家づくりのパートナー候補を2~3社に絞るポイントは…
好み(和風・洋風・和洋折衷)、構造(木造・鉄骨・RC)、
予算(諸経費も含めた総予算を考えてください)、といったところでしょうか。
2~3社に絞ったら、プランニング、施工例の見学を依頼しましょう。
この施工例は、築数年~10年経った入居宅がベストです。
参考にならない広さの展示場や、完成したばかりの生活感の無い建物だけではなく、
敷地条件が似ていて、身の丈にあった広さで、家族構成が似ていて、
住んでいる人の話をざっくばらんに聞くことが出来るようであればいいですよね。
プランニング担当者とのコミュニケーションを深めて、
建物の好みがみなさんと担当者とでお互いに解るように努めましょう。
疑問や不安など、小さなことでも遠慮せず気楽に聞いてみましょう。
みなさんは家づくりについては、間違いなく
素人です。
聞きかじった知識のみで知ったかぶりなんてもったいないですし、
知らないことは恥ずかしいことではありません。
お互いのコミュニケーション(共通理解)が深まれば、
提案されるプランニングも全く違ったものになるでしょう。
ところで、私が
家づくりのパートナー という書き方をしているのは、
家づくりでは施主(依頼者)と請負業者(住宅メーカー・工務店)との
関係の理想形は
イーブンだと思うからです。
お金のやり取りがある以上、関係がイーブンではあり得ないのでしょうが、
施主が機嫌を損ねて工事中に手抜きされてはかなわないとペコペコすることはありませんし、
設計者や請負業者も価格に見合った家づくり(建物)を提供しているという自信があれば、
必要以上に遜ってペコペコすることはないのではないでしょうか。
私はいつも
家づくりのパートナー という関係を築けなければ、
本当の「満足できる家づくり」はできないと思っています。
(入居後のお付き合いも大切にしたいとも思っていますので…)
プランニングの依頼の仕方についてはコチラを参考にしてください。
次回はプランニングの上手な見方を。