実は、お申し込みから契約までの期間がとても重要です!
この契約までの期間を充実させることで、
家づくりの成否が分かれるといっても過言ではありません。
と、いうのは…
この期間に何をするのかというと、
① 1/50の平面図や立面図、配置・求積図の検討・確認。
② 住宅設備(キッチン・ユニットバスetc)の検討・確認。
③ 仕様(床・壁・天井etc)の検討・確認。
④ 詳細見積もりの検討・確認。 といったところ。
「① 1/50の平面図や立面図、配置・求積図の検討・確認」では
1/100のプランに比べて、より大きな実感の涌くスケールで
収納スペースのサイズ、部屋の広さ、天井の高さ、廊下の幅
などを検討・確認できます。
例えば、納戸には何を入れるのか? 奥さんの婚礼家具がどのように納まるのか?
箪笥が引き出しなのか観音開きの扉なのかによって、
体を入れて物を出し入れする時の必要なスペースは違ってきますよね。
部屋の広さや天井の高さは、どれくらいが落ち着くのか?
居間はみんなが集まるところ。広く・高く開放感を出したい。
逆に寝室は必要最小限の広さで、天井は低くしたほうが落ち着いて眠ることが出来る。
また、廊下を車椅子で通るとすれば、必要な幅はどれくらいなのか?
車椅子で方向転換しようとすると、さらに広さを取る必要がありますよね。
…といったように検討していきます。
この時点で、実感が涌きにくければ実際の建物を改めて案内させていただきます。
「② 住宅設備(キッチン・ユニットバスetc)の検討・確認」では
ショールームにご一緒してそれぞれのパーツを確認しながら選んでいきます。
ここでの注意点は… 予算に余裕のある人でなければ、
「工務店からの予算に合った提案をしてもらってからショールームに行く」
ということです。
先に自分だけでショールームに行った場合には、
得てして予算を大幅にオーバーした見積もりが出てきてしまいます。
ショールームでは一番良い(高い)ものから説明してくれますし、
やはり良いものを見ればそれが欲しくなってしまいますよね。
そこから、自分の予算に合わせていくのは、どんどん設備のランクを落としていく作業に
なってしまいますので、(特に)奥さんのテンションは急降下ということになってしまいます。
次回は③ 仕様(床・壁・天井etc)の検討・確認、④ 詳細見積もりの検討・確認についてを。