③ 仕様(床・壁・天井etc)の検討・確認。
④ 詳細見積もりの検討・確認。 について。
③ 仕様(床・壁・天井etc)の検討・確認をするときには、家全体の雰囲気を考えましょう。
例えば、床材はどんなものにするのか?
無垢の床材を選ぶときのポイントは、
色(明るめ・暗め)・幅(広い・狭い)・節(有り・無し)
肌触り(かたい・やわらかい)・価格(高い・安い) といったところを考慮。
壁材・天井材では、壁紙・塗り壁(漆喰・珪藻土)・板張り(杉・檜)
といった種類から選びます。
選ぶ内装の仕様によって、家の雰囲気はガラッと変わってしまいます。
例えば、日当たりの良くない敷地であれば、なるべく壁や天井を白っぽいものにすると
光が乱反射してより明るくなります。
また、部屋の中で目に見える木の割合(木視率)が多い(ログハウスみたいな)方が
落ち着く人もいれば、逆に圧迫感を感じて落ち着かないという人もいます。
床板や天井の木材も、節が目玉に見えて気持ち悪い!という人もいれば、
節があってこそ木らしくていいんだよという考え方もあります。
④ 詳細見積もりの検討・確認は、今までの打ち合わせ内容のおさらいでもあります。
詳細見積もりの提出打合せでは、材料のサンプルや写真を見ていただきながら、
出来る限り丁寧に説明させていただきますが、
一軒につき、30~40ページもあるので、全てを理解することは難しいかもしれません。
また、私たちは、自分たちが普段から仕事の上で使っている言葉だと、
一般的に使う言葉だと誤解して、お施主さん側も知っているだろう・分かるだろうと
思ってしまうこともあります。
専門用語が多くなるので、分からないところは遠慮なく質問してください。
ここから始まる
詳細見積もりの金額調整が家づくりの過程で一番難しいところです。
次回はその方法について、事例を交えて紹介します。