静岡市内で家づくりをご一緒させていただくお施主さん、
Mさんご家族との出会いから建物の完成・完成見学会までを
現在進行形で、不定期に秋まで綴ります。
さぁ 続いては大黒柱をキレイにします。
まず、以前のお宅の梁と鴨居、敷居を棟梁に傷をつけないように慎重に抜いてもらいます。
昔にもこんな金物(右下)があったようです。
先の尖ったほうが、梁同士の接合部の中で上手く使われていました。
(文章では説明が難しいんです… スミマセン)
現在のような製材技術が発達していなかった当時は
それぞれの材料の癖を見抜きながら木組みをしていました。
梁・柱の接合部を見ると、当時の大工さんの苦労の跡がうかがえます。
そして、午前中いっぱい掛かりましたが、何とか5本の梁・柱を磨き終えました。
見てください!
この太くて立派な
ケヤキの大黒柱を。
この写真では見にくいですが
木目がとってもキレイです。
完成見学会では
玄関で見てください。
ブルーシートを掛けて、今日の作業はおしまい。
次の日から棟梁が加工をして上棟を待ちます。